日記

2017年10月29日

●今週のプリアラ
第33話『スイーツがキケン!復活、闇のアニマル!』

※疲れすぎてキツイため、今週の感想は短めです。
余裕があれば、後日追記したい。

スイーツはエンプティフード。
人間が生きていくのに摂取する必要の無い、
(栄養価的に)空っぽの食べ物です。

しかし、人間の人生は、ただ生きるためだけにあるんじゃない。
楽しかったり、美味しかったりを楽しんで笑顔になるためには、
必要の無いものが必要になってくる

●クリスタルアニマルの活躍

可愛いし、あざといし、
ペコリンの存在価値がまた薄くなってしまう…。

ラスト、
シエルがビブリーをお持ち帰り。




●今週のプリアラ
第32話『プリキュアン・コヴェナント』

 

フェイスハガーとか…
タイムリーですぞ。タイムリーですぞ。

ビブリー帰還。
個人的には、あの皆で囲んでジリジリ寄りながら「ビブリー」「ビブリー」と
名前を呼ぶ演出がどうにも…。こういうセンス、苦手。

クリスタルアニマルのことを訊ねるため、
苺山の内部へとやってきたキラパティメンバー。
昔のプリキュアさんは既に亡くなっていると思われますが、
自縛霊と化して、ここに留まっている可能性あり。

というワケで、昔のプリキュアを呼んでみたら、
昔はおジャ魔女だった人が来ました。
テメェーじゃねーよ!と怒りを込めて、キュアホイップたちは必殺技を放ちます。
しかし、今回は新玩具のお披露目回。
旧式の玩具から放たれた必殺技なんぞ倒されるはずもなく。

プリキュアたちは新たな玩具をゲットすべく、
ビブリーを道連れに、過去の世界へと飛びます。

過去のいちご坂の町では、
ノワールの策謀によって、人々の心からキラキラルが消え失せていました。
なので、
昔のプリキュア・ルミエルはせっせとスイーツを作り、
人々の心にキラキラルを補充していきます。
キラキラルをもらった人々は、ルミエルの懐にお金(代金)を補充していきます。
もうかりまんなぁ。

この頃のプリキュアは、まだ動物と融合合体するという発想が無かったようですね。
透明な翅で飛行能力を持ち、
手にした巨大ロッドを振るって、ビットのような結晶を自分の周囲に展開していました。

ところで、この人、
ノワールが現れた時に、キラパティメンバーの参戦を断って、
「ノワールが私が倒します!」って一人で突っ込んでいったけど、
この時、いちかたちは教えてやるべきだったんではないだろうか?
「未来でもノワール元気に生きてますよ!」って。
「あなた、全然ノワール倒せてませんよ!」って。

七人で闘えば、未来は大きく変わっていたかもしれない……。

新たな玩具はキラキラルクリーマー。
過去の世界からペコリンがパクってきました。
新たなる必殺技は、幻想動物を召喚して機動力を得て、
敵に包囲陣を敷きながら、金平糖まみれにした上で爆殺。
巻き添えを食らったビブリーは低血糖でダウン。
(※低血糖 糖質の取り過ぎによって血糖値が急速に上昇した時、
 これに驚いたすい臓は、分泌するインスリンの量を上手く調節できず、
 とりあえず過剰気味に増やして対応 → どんっ!と血糖値が急降下。
 体にとって危険なレベルまで血糖値が下がってしまいます

2017年09月03日

●今週のプリアラ
第31話『涙はガマン!いちか笑顔の理由!』

(9月17日追記)
先週の感想ではうまく書けなかったんですけど、
やはり、自分的には、
子供が痛みを堪えた先で浮かべる笑顔というものは肯定できない。
しかし、それに至った彼女の想いは、心から尊重できる。……ですかね。
(追記・ここまで)


時間がないので、あっさり目に書きます。
宇佐美いちかはヒーローである。

プリキュアは世界を救う英雄好漢ではなく、
日常的を大切にする『普通』の女の子である。
しかし、いちかの背中は、少し重い。

誰かを幸せにするためには、自分の幸せを少し削らないといけない。
母が外国へ行くことで救われる者がいる。
それと引き換えに、いちかは『寂しさ』という気持ちを押し殺さなければならない。
永久に会えなくなるワケではないけれど、
会えない時間、ずっと平気なワケじゃない。

母に救われて笑顔を浮かべる者たちは、
『寂しさ』という感情を堪えきれず流した少女の涙を知らない。
しかし、それを受け入れて、笑顔で前に進むことを、いちかは選択する。
『仕方なく選択した』のではなく、
自らが信じる『正しさ』を貫いての選択です。
誰のための正しさかっていうと、まあ、母親やみんな……かな?

母を見送る最中にグレイブを発見するいちか。
彼女は迷わない。

「だから、行ってくる!」
「いってらっしゃい」

この母娘のやり取り、最高にいい。
いちかは母の仕事を本当にカッコいいと思っていると言うが、
皆の笑顔のために体を張れるいちか = キュアホイップも本当にカッコいい。

会えない時間は長いけれど、しかし、いちかは母から本当の愛を注がれている。
今回、ビブリーのシーンが二ヶ所挿入されていますが、
二人が受けている『愛』に関しては、本当に対照的ですね。

来週は、より深く闇に染まったビブリーの最後の出撃。
ビブリー、どうなる? ――― ってオイ予告、バラすな……。




●今週のプリアラ
第30話『狙われた学園祭!ショコラ・イン・ワンダーランド!』

 

輿に乗って移動 ――― 。
高い位置から下々(しもじも)の者と会話 ――― 。
違和感を一切感じさせないゆかりさん…。

やっぱり剣城あきらは危うい感じがします。
大切な皆を守るべきか、それとも大切な妹を守るべきか、
こんな無茶な二択に対して、
「身も心も投げ打って、どちらも守る」という選択をする王子様。

某しあわせの王子の周りには、
頼りになるツバメの奥さんや、世界を動かせるレベルの大財閥の令嬢も居たし、
それ以上に本人のスペックが凄かったので特に何も思わなかったのですが、
こちらのイケメン王子の場合、
本当に限界を無視して自身を削ってる感じしかしない……。

それでも、そんな王子の危機に際して、
皆のキラキラルが襟塩の攻撃を食い止めたというシーンは、
あきらの真っ直ぐすぎる生き方に対する救い……か?

ドキプリ32話『マナ倒れる!嵐の文化祭』の時みたいな結末になればよいのですが、
それまであきらの体が持つかどうかあやしいので、
ゆかりともっと深く結ばれて、サポートを得るべきだと思う。
ゆかりのスキル【 統帥権 】(親衛隊を有効活用して成果を得る)を使ってもらえれば、
結構負担も減るはず。

●苺野高校の恒例行事

後夜祭で手作りクッキーを一番大切な人に渡すと、自分の想いが伝わる ――― 。

とゆーわけで一番大切な『みんな』に手作りクッキーを配る王子様。
もちろん、妹とも手作りクッキーを交換しあってハッピーエンド。
ちなみに放送はされませんでしたが、
一番『特別な』人とも、こっそりクッキーを交換しあったはず




●今週のプリアラ
第29話『大ピンチ!闇に染まったキュアマカロン!』

あきら、存外スカート姿が似合っていた。
スポーティな姉御といった感じで。


今回のお話、百合とか、そういうコトを言う前に、
ゆかりに対して「めんどくさい…」という言葉が出てきてしまう(笑)
まあ、25話『電撃結婚!?プリンセスゆかり!』で、
一人で無理して強がる必要がなくなったからだろうか。
本日の琴爪ゆかりは、チラホラと『弱さ』を覗かせていました。

剣城あきらという、ゆかりが心穏やかになれる【居場所】。
……しかし、その【居場所】はゆかりだけの物ではなく、
助けを必要とする人には分け隔てなく提供されてしまいます。

それが、たまにならともかく、
あきらの性格からして、しょっちゅうなんでしょう。
虚飾の強さの代わりに、ゆかりの心に湧くのは『寂しさ』です。


●あきらが誰に対しても優しい理由

「人が自由に、健やかに暮らせるのって…、当たり前ではないから」
だからこそ、皆の笑顔を見たい。

やはり入院生活が続く妹のコトが動機の根源にあるんだろうと思う。
あきらの優しさは、彼女が一人で抱え込んでいる弱さの裏返しか。

『優しさ』は悪では有りませんが、あきらに対しては危うさを少し感じます。
(来週の放送で、その部分を突いてくれそうですが)

もしかしたら、
あきら自身でも気付かぬ内に、ゆかりを頼りにしているのかもしれません。
ゆかりの中に、弱い一人だからこそ持てる強さを感じつつ、
彼女を、自分を支えてくれるパートナーとして想い始めているのかもしれません。


●闇に染まってください!!

……さて、今回の題名である『闇に染まったキュアマカロン!』を見て、

心を絶望の闇で染めたキュアマカロンが、ドS風な笑顔を浮かべながら、
助けに来たキュアショコラを闇のキラキラルで生み出したムチでいたぶり、
トドメに、倒れたキュアショコラの後頭部をヒールで踏みつける

……とか、皆さん、そういうのを期待したはずです。
ですから、今回のような展開は少し残念でした。

とはいえ、自分自身であるロリゆかりの精神攻撃を食らいつつ、
触手拘束 ――― からの電撃プレイ。
日曜朝から、ずいぶんとハードなことで…。

寂しさを誰かのせいにする(原因を相手に押し付ける)のではなく、
それも自分だと認め、受け入れる。
琴爪ゆかり、一歩成長。

襟塩空間を飛び出すや否や、自身をキュアショコラにお姫様抱っこさせます。
……うん、されるのではなく、させるあたりがキュアマカロンらしい。

ゆかり・あきらに関しては、まあいいとして、
出番少なくて、ラスト付近にちょっとだけしかセリフをもらえなかったペコリン。
前作のモフルンとは全然扱いが違います。

襟塩は、ゆかりではなく、こちらを狙うべきだったな。

2017年08月20日

※ 甲子園のせいで27話、28話は(関西では)通常通り放送されなかったため、
この二つに関しては、で感想を書かせていただきました。
つか、なぜ書いたし?

●今週のキラプリ
第28話『キラパティを守れ!脱衣麻雀大勝負!』

本当に長い一年でした。
キラキラ☆プリキュアアラモードも、最終回まで残り3話。

前回、ついにノワールを倒すも、
予言通りに剣城あきらの心は闇に染まり、『闇の脱衣麻雀王』として覚醒してしまいました。

今回、キラパティにて彼女を迎え撃つのは、

剣城ゆかり → お色気担当 (このあと脱ぐ!)
キラ星死穢流 → パリで麻雀修行をしていた隻眼の妖精
立神あおい → 麻雀歴は浅いが、ひまりから授かった秘策あり

……の三人です。

『麻雀は科学です!』が口癖の有栖川ひまりは、
ペコリンを連れて密かにキラパティを抜け出し、大掛かりな策の実行に取り掛かります。
シリーズが始まった頃は小学生みたいで頼りなかった彼女も、
今では皆が安心して背中を預けられる立派な雀士です。

一方、激しい麻雀バトルが繰り広げられるキラパティ。

強気にガンガン行くけれど、
実はプレッシャーに弱いという設定の死穢流が、こらえきれずに脱糞。大惨事です。

そこへ、ついに帰って来ました。
第8話でラーメンの屋台を引いて、いちご坂を旅立った主人公が。

沖縄から北海道まで、日本を縦断しつつ、
ラーメンを食べにきた客に無差別に麻雀対決を挑み、
有り金を巻き上げて生活費にしていた宇佐美いちか ――― キュアホイップ。

再会に感動した死穢流が、歓喜のあまり、また脱糞します。
うん、気持ちは分からなくもないな…。
それはともかくとして ――― 
役者はすべて揃い、最終決戦の扉が開かれました。
キラキラ☆プリキュアアラモードもいよいよクライマックスです!



●今週のキラプリ
第27話『アツ〜いライブバトル!あおいVSミサキ!』

タイトルからして、野外フェストーナメントであおいが勝ち進んで
決勝でミサキさんと勝負するのかと思ってましたが、
ミサキさんのほうが、さらっと一回戦で敗退しやがった…。
……おい、今週のタイトルどーすんだ? 脚本誰だ?

Bパートに入ってから、あおいの声としゃべり方がおかしいなぁと思ってたんですが、
あおいのCVを担当する村中知さんのツイッターによると、
収録の途中で、ペットのオオアリクイが隣家に殴り込みをかけたとの連絡があったため、
急遽帰らざるを得なくなったそうです。

そんな村中さんに代わって、後半のあおいの声を担当したのが杉田智和さん。
突然の事すぎて台本を読む暇もなく、全てアドリブで乗り切られたそうです。
さすが杉田さん。
今回のあおい、完全に頭イッてたわ。



●今週のキラプリ
第26話『夏だ!海だ!キラパティ漂流記!』

ゆかりさんのエロ水着、即効終了しやがったデス。
あれって後ろから見ると、肌の露出が結構大胆なヤツだったのでは?
しかし、攻めに出てる水着姿に対して、肝心のあきらの反応は……
まあ、予想できます(笑)

無人島に漂着してからの、
浮き輪の破れ、シエルが腹ペコ(パルフェに変身不可)、キラキラル残量ゼロ、
そしてスイーツの材料ゼロでキラキラル生産不可という流れは
テンポがよくて面白かったです。
(落ちゲーで、狙いが上手く嵌って連鎖が次々と成功した時の感覚か)
これにより一行は、スイーツの材料探しを余儀なくされ、
結果、ビブリーと遭遇。

ビブリーは傷心のため旅に → 遭難というドツボにはまってました。
悪の幹部が遭難でピンチとか、今までにないパターンです。
孤独ゆえに、ノワールの闇を受け入れた彼女の元へ、
カキ氷を持ったシエルが赴きます。
しかし、ビブリーの心は、己の不幸の殻に閉じこもってしまっているため、
シエルの気持ちに対して、攻撃的な拒絶をぶつけることしか今は出来ません。

カキ氷のキラキラルを吸収させて、イルを巨大化。
しかし、強引な巨大化により、イルは暴走。ビブリーをも襲います。

無論、助けに入るシエル。
ピカリオのこともあって、ビブリーみたいな子は敵でも放っておけない。
かき氷による餌付け(?)は失敗したけれど、
ただビブリーの去り際の『チクッ』としたような表情を見るに、
殻に小さなヒビぐらいは入れられたのかもしれません。

ビブリーって、敵のままだと面倒な奴になりそうな気がしますが、
闇から解放してあげると、一条らんこみたいなウザキャラになって、
こちらはこちらで面倒くさいんじゃないかという気もします。

最後、シエルがポケットから取り出した謎のアイテム……
全国の親御さんは、今年も一万円前後の出費を覚悟しといたほうがいい。




●今週のキラプリ
第25話『電撃結婚!?プリンセスゆかり!』

以下、作品の感想というよりも、考察?


ゆかりのささやかな嫉妬から始まる25話。
アバンタイトルシーン、
橋の上で女の子たちに囲まれているあきらを、おとなしく待つゆかり。
第10話よりも前なら、あきらを置いて自分一人でキラパティに行ってたでしょう。
現時点で二人は微妙な距離感。

ゆかり自身も、自分の気持ちをうまく捉えきれていないから、
あきらのほうへ、どう距離をつめていいのか分からない。
……なので、あきらのほうから距離をつめてもらうために、
今回の結婚騒動を利用させてもらった ――― という感じでしょうか。

うん、ハイスペックキャラではあるものの、
意外と精神面では不器用なのか。

基本的に何でもこなせてしまうがゆえに、
他人からは『完璧な人』と思われ、
ゆかり自身も常に『完璧な人』という仮面越しに他人と接してきたために、
弱い素顔を覗かれることを恐れる。

●今回は百合か?

とりあえず、『ゆかり→あきら』に関しては、上手く固まったと思います。
ですが、あきらのほうは……。
こやつ、イケメン王子の資質が強すぎて厄介です。
(本人にその気が無くとも、無意識に女の子を篭絡してしまうタイプの人間)

ゆかりをダンスを踊るシーンで見せたイケメンフェイスは、
相手がゆかりじゃなくても、
たとえば、いちかと踊っている時でも見せてくれそうな気がします。

「ゆかりの気持ち、全部受け止めるから」というセリフも、
偏愛なのか、博愛なのか。
つまり、
『相手がゆかりだから受けとめてあげたい』なのか、
『弱さを覗かせた一人の女の子として受けとめてあげたい』なのか。

襟塩(エリシオ)戦で口にした「大好き」という言葉の意味の重さは?
すなわち、それは、いちかたちにも言える「大好き」なのか、
それとも、ゆかりに対してだけ言える「大好き」なのか。

もし、仮にあきらが『ゆかりに対して特別な居心地の良さを感じている』としても、
本人はまだまだ無自覚っぽい。

●虹(レインボーフラッグ)のプリキュア

ピカリオとのすれ違いから得た経験で、
想いを言葉にするコトの大切さを、あきらへと伝えるシエル。

あきらとゆかりを自分たち姉弟のようにしないためにも、
(シエルとしては恋愛的なモノは意識していませんが)
二人をくっつけることに一役買います。

シエル「あきらはねぇ、ゆかりと一緒に作りたいんですって」

え、赤ちゃんを?



●襟塩

「ただの空っぽの道化師」
このセリフ、結構重要かもしれない。

2017年07月23日

●今週のプリアラ
第24話『転校生は妖精キラリン!?』

ピカリオは実体をほぼ失いながらも、スリープモードで保存されておりました。
てゆーか、今回のアバン、ここまでを前回のラストでやってほしかった。

キュアパルフェが正式に仲間に加わり、
エンディングに続いて、オープニングも新調。

つか、
いつまでジュリオ出す気だ!?(笑)


ビブリーがどっか飛んでいったので、
新たな敵幹部が登場。グレイブと襟塩。
……襟塩はヤベーです。ラスボスと幹部を繋ぐ立場で、かつ美形とか、
「実は私が黒幕です」って要素を結構満たしている。
いやまあ、前シリーズは、そういう展開をアッサリと外してきましたけど。

シエルの好みのタイプは、武道系オジサン。
いちかの父に心を奪われます。
……ふむ、妻が海外赴任している男性に、ですか。

シエルの弱点は、空腹。
お腹が空くと、人間の姿が強制解除。
とゆーワケで、
転校初日で妖精の姿をクラスメートにばっちりと見られてしまいます。
ちょっと誤魔化しようの無い距離で妖精に戻るところを目撃されてしまいましたが、
猫塚の予想では、
こんなピンチの場面でこそ、シエルの天才パティシエという設定が活きると思う。

隠し味に二、三日分の記憶が吹っ飛ぶクスリを使った極上のスイーツを作り、
それを、いちかたちが目撃した生徒たちに配る。これで解決。

キラリンの逃走補助のシーン、
あおいが「いざって時に頼れる同級生」的な活躍をしてて好き。
意外と冷静で頭が回るタイプですね、この子。

新幹部のグレイブは、毎回空中を走る車に乗ってやってくるのだろうか?
……これ、まず全力で車を撃墜すればいいんじゃね?



●今週のキラプリ
第23話『翔べ!虹色ペガサス、キュアパルフェ!』

今回はラストが……ねえ。
ピカリオがクリティカルダメージで消滅とか…。

観直してみると、ピカリオのキラキラルが苺山山頂へと飛んで行って、
前回出現した謎の祭壇に回収されています。

来週の予告内容の明るさを見る限り、
ピカリオの救済が提示される → シエルが安堵 → 転校という流れだと思いますが…。
ただまあ、
あのラストはどうしてもモヤモヤと心に引っかかってしまうでアリマス。
メイン視聴者である幼女さんたちは大丈夫でしょうか?

つか、ノワール様、
ガチで殺傷力がある武器を使用してきましたぞ、この人。
しかもプリキュア変身前で、ほぼ防御力の無い状態のシエルに向けてですよ?
邪魔になると感じた途端、躊躇無くシエルを消しにかかるとか、
子供向け番組に一切配慮しない殺意はヤバいです。怖いです。
この人、タクシー盗んで変身前のプリキュアメンバーを轢き殺しにくるぐらいの事は
マジでやりかねん。

●ピカリオとキラリン

ピカリオが美味しいスイーツを作りたいと思う気持ちの源泉、
それはキラリンの笑顔でした。

かつて、悲しむ姉を元気付けようとピカリオが一生懸命作ったワッフル、
――― 特別な技術もレアな材料も使用されていない只のワッフルですが、
それをキラリンはすごく美味しいと感じました。
その時生まれた笑顔の意味を勘違いしたコトからピカリオの悲劇は始まります。

気持ちによって生じた美味しさを、技量で再現しようとして迷走。
いくら腕を磨いても、大切な人の笑顔に届きませんでした。

キラリンのことを本当に大切に想うからこそ生まれた絶望と苦しみ。
そして道を見失い、ノワールと邂逅。
以来、ピカリオはずっと、大切な人を想う気持ちの裏返しで憎しみを募らせ続けましたとさ。
(ふむ? こう書くと、もしかしてノワールって……。まあ、いいや)

しかし、今回、姉を想う気持ちで作った灰のワッフルを口にしたシエルは、
それを美味しいと感じました。

分かりやすく(?)例えると、
母親のために、幼い子が一生懸命作ったワッフル。
残念ながら、あちこち焦げ焦げです。
ですが、それを口にした母親は何を思うでしょうか? 何を感じるでしょうか?
本当の『美味しい』は、胸の奥 ――― 心で認識するものなのでしょう。

ピカリオがいたから、
キラリンのために作ってくれた彼のワッフルがあったから、
シエルは『伝説のパティシエ』まで登り詰めることができた。
いちかたち五人が兎、栗鼠、獅子、猫、犬という動物単体のクラスなのに対して、
シエルは幻獣ペガサス ――― 馬(本体)と鳥(翼)、二種の融合体クラスです。
……キュアパルフェに込められた想いは、キラリンとピカリオ、二人分だからこそ。


今回のお話、自分的にはシエルが闇堕ちから快復するまで、
もう少しだけ「溜め」が欲しかったです。
ワッフルを口にしたら、即堕ち2コマ展開並みに、あっさりと元のシエルに……。

2017年07月09日

●今週のキラプリ
第22話『やめてジュリオ!憎しみのキラキラル!』

猫塚は最初の頃、ジュリオに関しては、もっと難しい悲劇性を想像してましたねぇ。
彼の作ったスイーツで笑顔にしたかった人が、既に亡くなってしまっているとか……。


ジュリオ(ピカリオ)の悲劇は、大好きな姉との気持ちのすれ違いでした。

キラリンは、ピカリオがどうでも良かったワケでは決してありません。
もちろん彼の事は大切に思っていました。
ただ、自分の『夢』へまっすぐ視線を向けて走っていたために、
すぐ隣にいるピカリオの気持ちに気付けなかっただけです。

何気なく発せられた姉の言葉に傷つき、
プリキュアになるという夢を絶望の中に置いてしまったピカリオ。
まあ、基本、性別的に彼はどうやってもプリキュアにはなれないのですが。
(アンラブリーはあくまで例外ですぞ)

技量の凄さ・味覚上の美味しさよりも、もっと大切な物。
そこにキラキラルは宿るというのは、今回のシリーズでは一貫してますね。

それをこなせるからこそ、いちかはプリキュアになれたし、
また、他のメンバーをプリキュアにするコトもできた。
今週、キラピカ姉弟に関しては、いい感じで伏線が張れたので、
来週がんばって感動的に回収してほしい。

※ ※ ※

ジュリオの心に覗いた、彼の本当の想いに気付いたキュアホイップは、
体を張った対話を行う決意をした。

 
「みんな、わたしを支えてっ」

 
「がってん承知!」 「いくぜ、野郎ども!」 「おうっ!」 「やるわよ!」

 
(チュドドドドドドドドッッッッッ)

 
「ほぎゃあーーっっ!? わたしのケツがぁぁぁっっ!」


このシーン、ホイップの尻に飛び道具を食らわせてるようにしか見えんかった。
つか、キャンディロッドからクリームエネルギーぶっ放す必要あったの?
普通に後ろから手でホイップの背中を支えてやればいいんじゃね?
…あ、それだとキュアホイップを盾にしているようにも見えるか。
……むずかしい。



●今週のキラプリ
第20話『憧れまぜまぜ!いちかとシエル!』

シエルが評したところによると、
いちかの作るスイーツの味は「普通」でした。

まあ、スイーツ作りの道に入って、まだ一年未満ですし、
プロとの実力差は大きいです。
……が、いちかのスゴイところは、
食べる相手の心に響く要素を、自分の作るスイーツに乗せられるところです。

今回のお話で言うと、
いちかの作ったパンケーキのモチーフは、
養蜂場の子供が大好きな絵本に出てくるクマです。
子供にとっては、その大好きという気持ちが最高の隠し味になって、
パンケーキ本来の味を上回る美味しさへと昇華しました。
そして、子供が心から美味しいと感じているのを見た両親もまた同じく。

いちかの作るスイーツは、味覚だけでは味わい尽くせないのです。
口の中だけではなく、心でも一緒に味わわなくては。

……それにしても、
今期プリキュアの「伝説のパティシエ」という肩書きに対して、
ガチガチに緊張してしまうシエルはかわいい(笑)
きっと彼女の中では、
プリキュアは、自分なんかでは到底及ばない凄腕職人なんだろう。

来週、自分が憧れている伝説様の正体が、
いちかたちであると知るのでしょうか?
……知った瞬間のシエルの反応が待ち遠しいです(笑)



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