※ 甲子園のせいで27話、28話は(関西では)通常通り放送されなかったため、
この二つに関しては、勘で感想を書かせていただきました。
つか、なぜ書いたし?
●今週のキラプリ
第28話『キラパティを守れ!脱衣麻雀大勝負!』
本当に長い一年でした。
キラキラ☆プリキュアアラモードも、最終回まで残り3話。
前回、ついにノワールを倒すも、
予言通りに剣城あきらの心は闇に染まり、『闇の脱衣麻雀王』として覚醒してしまいました。
今回、キラパティにて彼女を迎え撃つのは、
剣城ゆかり → お色気担当 (このあと脱ぐ!)
キラ星死穢流 → パリで麻雀修行をしていた隻眼の妖精
立神あおい → 麻雀歴は浅いが、ひまりから授かった秘策あり
……の三人です。
『麻雀は科学です!』が口癖の有栖川ひまりは、
ペコリンを連れて密かにキラパティを抜け出し、大掛かりな策の実行に取り掛かります。
シリーズが始まった頃は小学生みたいで頼りなかった彼女も、
今では皆が安心して背中を預けられる立派な雀士です。
一方、激しい麻雀バトルが繰り広げられるキラパティ。
強気にガンガン行くけれど、
実はプレッシャーに弱いという設定の死穢流が、こらえきれずに脱糞。大惨事です。
そこへ、ついに帰って来ました。
第8話でラーメンの屋台を引いて、いちご坂を旅立った主人公が。
沖縄から北海道まで、日本を縦断しつつ、
ラーメンを食べにきた客に無差別に麻雀対決を挑み、
有り金を巻き上げて生活費にしていた宇佐美いちか ――― キュアホイップ。
再会に感動した死穢流が、歓喜のあまり、また脱糞します。
うん、気持ちは分からなくもないな…。
それはともかくとして ―――
役者はすべて揃い、最終決戦の扉が開かれました。
キラキラ☆プリキュアアラモードもいよいよクライマックスです!
●今週のキラプリ
第27話『アツ〜いライブバトル!あおいVSミサキ!』
タイトルからして、野外フェストーナメントであおいが勝ち進んで
決勝でミサキさんと勝負するのかと思ってましたが、
ミサキさんのほうが、さらっと一回戦で敗退しやがった…。
……おい、今週のタイトルどーすんだ? 脚本誰だ?
Bパートに入ってから、あおいの声としゃべり方がおかしいなぁと思ってたんですが、
あおいのCVを担当する村中知さんのツイッターによると、
収録の途中で、ペットのオオアリクイが隣家に殴り込みをかけたとの連絡があったため、
急遽帰らざるを得なくなったそうです。
そんな村中さんに代わって、後半のあおいの声を担当したのが杉田智和さん。
突然の事すぎて台本を読む暇もなく、全てアドリブで乗り切られたそうです。
さすが杉田さん。
今回のあおい、完全に頭イッてたわ。
●今週のキラプリ
第26話『夏だ!海だ!キラパティ漂流記!』
ゆかりさんのエロ水着、即効終了しやがったデス。
あれって後ろから見ると、肌の露出が結構大胆なヤツだったのでは?
しかし、攻めに出てる水着姿に対して、肝心のあきらの反応は……
まあ、予想できます(笑)
無人島に漂着してからの、
浮き輪の破れ、シエルが腹ペコ(パルフェに変身不可)、キラキラル残量ゼロ、
そしてスイーツの材料ゼロでキラキラル生産不可という流れは
テンポがよくて面白かったです。
(落ちゲーで、狙いが上手く嵌って連鎖が次々と成功した時の感覚か)
これにより一行は、スイーツの材料探しを余儀なくされ、
結果、ビブリーと遭遇。
ビブリーは傷心のため旅に → 遭難というドツボにはまってました。
悪の幹部が遭難でピンチとか、今までにないパターンです。
孤独ゆえに、ノワールの闇を受け入れた彼女の元へ、
カキ氷を持ったシエルが赴きます。
しかし、ビブリーの心は、己の不幸の殻に閉じこもってしまっているため、
シエルの気持ちに対して、攻撃的な拒絶をぶつけることしか今は出来ません。
カキ氷のキラキラルを吸収させて、イルを巨大化。
しかし、強引な巨大化により、イルは暴走。ビブリーをも襲います。
無論、助けに入るシエル。
ピカリオのこともあって、ビブリーみたいな子は敵でも放っておけない。
かき氷による餌付け(?)は失敗したけれど、
ただビブリーの去り際の『チクッ』としたような表情を見るに、
殻に小さなヒビぐらいは入れられたのかもしれません。
ビブリーって、敵のままだと面倒な奴になりそうな気がしますが、
闇から解放してあげると、一条らんこみたいなウザキャラになって、
こちらはこちらで面倒くさいんじゃないかという気もします。
最後、シエルがポケットから取り出した謎のアイテム……
全国の親御さんは、今年も一万円前後の出費を覚悟しといたほうがいい。
●今週のキラプリ
第25話『電撃結婚!?プリンセスゆかり!』
以下、作品の感想というよりも、考察?
ゆかりのささやかな嫉妬から始まる25話。
アバンタイトルシーン、
橋の上で女の子たちに囲まれているあきらを、おとなしく待つゆかり。
第10話よりも前なら、あきらを置いて自分一人でキラパティに行ってたでしょう。
現時点で二人は微妙な距離感。
ゆかり自身も、自分の気持ちをうまく捉えきれていないから、
あきらのほうへ、どう距離をつめていいのか分からない。
……なので、あきらのほうから距離をつめてもらうために、
今回の結婚騒動を利用させてもらった ――― という感じでしょうか。
うん、ハイスペックキャラではあるものの、
意外と精神面では不器用なのか。
基本的に何でもこなせてしまうがゆえに、
他人からは『完璧な人』と思われ、
ゆかり自身も常に『完璧な人』という仮面越しに他人と接してきたために、
弱い素顔を覗かれることを恐れる。
●今回は百合か?
とりあえず、『ゆかり→あきら』に関しては、上手く固まったと思います。
ですが、あきらのほうは……。
こやつ、イケメン王子の資質が強すぎて厄介です。
(本人にその気が無くとも、無意識に女の子を篭絡してしまうタイプの人間)
ゆかりをダンスを踊るシーンで見せたイケメンフェイスは、
相手がゆかりじゃなくても、
たとえば、いちかと踊っている時でも見せてくれそうな気がします。
「ゆかりの気持ち、全部受け止めるから」というセリフも、
偏愛なのか、博愛なのか。
つまり、
『相手がゆかりだから受けとめてあげたい』なのか、
『弱さを覗かせた一人の女の子として受けとめてあげたい』なのか。
襟塩(エリシオ)戦で口にした「大好き」という言葉の意味の重さは?
すなわち、それは、いちかたちにも言える「大好き」なのか、
それとも、ゆかりに対してだけ言える「大好き」なのか。
もし、仮にあきらが『ゆかりに対して特別な居心地の良さを感じている』としても、
本人はまだまだ無自覚っぽい。
●虹(レインボーフラッグ)のプリキュア
ピカリオとのすれ違いから得た経験で、
想いを言葉にするコトの大切さを、あきらへと伝えるシエル。
あきらとゆかりを自分たち姉弟のようにしないためにも、
(シエルとしては恋愛的なモノは意識していませんが)
二人をくっつけることに一役買います。
シエル「あきらはねぇ、ゆかりと一緒に作りたいんですって」
え、赤ちゃんを?
●襟塩
「ただの空っぽの道化師」
このセリフ、結構重要かもしれない。
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