“ It's Magical Show Time ! ” 06


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「や…め、て、あぁぁ…、みらい、あぁっ、おねがい…、今はさわらないで……」
「ん〜〜? ここは嬉しそうにびくびくしてるのに〜?」
「ち、ちがうっ、あっ、だめ…、本当に……カラダ痺れて……、やっ、ああっ」
「ほーら、リコ、また目、閉じそうになってる。……駄目でしょ」
 みらいが、リコの顔を除き込んで注意してくる。
 リコが睫毛(まつげ)を震わせながら、閉じかけていたまぶたを上げて、みらいと視線を重ね
た。
 これは罰。
 本物のみらいに、快感に蕩けきった情けない表情(かお)を晒さなければならないという辱
め。 

 ――― 二人が隣り合う形に座り直して、もう数分。その間、みらいの右手はずっとリコの秘
所をさわり続けている。
 初めて達したばかりで、まだ余韻から醒めてもいない、その部分を。
 尻をぺたんと金ダライのプールに着け、大きく開いた両ひざの奥へ差し込まれた手に、自ら
の大切な部分を委ねている状態で、リコが不自由に全身を悶えさせた。
「はぁぁっ…、やだっ、指っ、う…動かさ……あっ、うっ、あぁ…だめっ……」
 抱きしめるように、みらいの右腕に回した両腕。ぎゅっ、とチカラを込めて、右手の動きをとめ
たい。しかし、出来ない。涙に濡れた二つの瞳でいくら懇願しても、みらいがそれを許してくれな
いからだ。
「わたしね、女の子のこういう顔 ――― リコが初めて。もっと見たいよ」
 まなざしをリコの顔に注ぎつつ、吐く息が届くほどの距離でみらいが言った。
「ふふっ、今のリコの顔、絶対に忘れてあげない。オシッコする場所をいじられて、気持ちよさ
そうに顔を真っ赤にして、……んっ? どうしたの、また泣いちゃう?」
「やっ、まだそこっ…だめっ……さわらないで」
 リコの言葉を無視して、快楽の蜜でねっとりと濡れた指先が、敏感になりすぎた秘貝をヌルヌ
ルと優しく上下にこすり上げてくる。ガマンできない。腰の奥で卑猥な熱がうずいて止まらなくな
る。
「あー、リコ泣いちゃった」
 泣いてないし ――― と、強がることもできない。腰の深い部分で、ジンジンと恍惚感が沸き
立って、この気持ちよさに心もカラダも逆らえない。
「リコ、自分がどういう顔してるか分かる? ……鏡で見てみたい?」
「嫌よっ、絶対に見たくないっ!」
「そう。じゃあ、言葉で教えてあげるね。今のリコはぁ……、みんなに見られたら一生口をきい
てもらえなくなるような……、情けなくて、恥ずかしくて……、
 うーん、そう…、周りに学校のみんながいるのに、オシッコが我慢できなくなったリコは、その
場でスカートをまくり上げて、みんなが見ている前で立ったまましちゃうの。……オシッコが終わ
ったリコは急いで逃げ出そうとするけど……駄目、すぐに大勢の生徒に囲まれちゃうの」

 リコの瞳から視線を離さず、みらいが自分のくちびるをそっと舌で濡らしてから続ける。

「学校中が見てるんだよ。みんながリコを指差して笑ってるの。……でもね、そんな状態なの
に、リコはもう一回オシッコがしたくてしたくて、たまらなくなっちゃう。
 死んじゃいそうなぐらい恥ずかしいのに、オシッコが漏れそうで我慢できないリコは、みんなに
大きな声で笑われながら、さっきよりもスカートを高く持ち上げて ――― ねえ、この時の自分
の顔、想像できる? 今の……リコの顔だよ」
 みらいの言葉が、耳の内側をねっとりと這い進んで、鼓膜をくすぐったくなぞり上げる。
 これ以上彼女の視線を浴びていられなくて、思わず顔を伏せてしまいそうになる。だが、みら
いの一言で、その動きが封じられた。
「見せて」 
 くちゅくちゅ…と粘っこい水をかき回す音が自分の股間から聞こえてくる。
 リコは、恥ずかしさのあまり燃え上がるように熱くなった顔を、みらいへと向ける。この堪えが
たい羞恥責めのせいで、少女のほそい上半身がブルブルと震えていた。正直、鞭でカラダを
ぶたれるよりも辛い。
「最低だね、リコの顔。本当に情けなくて……、恥ずかしくて……、それでも、すごくかわいい」
 みらいが右手の指を動かすのをやめ、二人の顔の距離を縮めてきた。

 先に目を閉じたのは、みらいのほうだ。リコもそれに倣ってまぶたを下ろす。
 少女たちのくちびるが、お互いの吐く息の熱さを感じて、心臓を淫らに高鳴らせる。

 そっと…………。
 軟らかさと軟らかさが触れ合う。

 みらいが微かに顔を動かして、その軟らかな圧力に微妙な変化を加え、感触を愉しんでくる。
濡れたくちびる同士が、熱く溶けた生クリームをなすり付け合うように、初めての甘いキスを丹
念に味わう。
(あっ…、く、くすぐったい…っ)
 敏感なくちびるに覚えたこそばゆさに、反射的にくちびるを離してしまったリコ。
 ……そんな些細なコトが引き金となった。みらいの胸で、感情が沸騰するみたいに狂おしく昂
って、制御が効かなくなる。

「やだっっ!!」

 その声の大きさに驚いたリコが、びくっ、としてまぶたを開いた。
 顔の距離が近すぎて、何が見えたというワケでもないが、リコがくちびるを離したせいで、みら
いが泣いてしまったのだけはハッキリと分かった。
 ――― もおっ、泣かなくったっていいじゃない。ふふっ。
 リコがまぶたを下ろして、すぐに自分からくちびるを重ねにいった。優しく、くちびるの軟らかさ
を与えるように。
(大丈夫よ、みらい、今度はくすぐったくても逃げないから……)
 がっつくみたいに、くちびるを強く重ねにくるみらい。リコが顔を左右に動かして上手く受け流
しつつ、キスによる愛撫でみらいのくちびるを堪能する。
 感情的になったみらいが余裕を無くした分、リコのほうに余裕が生まれていた。
 みらいの下唇を優しく吸いながら、「ちゅっ」と甘い音を鳴らす。次は、くちびる同士を軟らか
に交わらせて、甘く湿った音。くちびるをこそばゆく擦り合わせながら、「ちゅっ」「ちゅっ」と、二
人で甘やかなくちづけの音を奏でる。
「ん…、あっ…」
 リコのくちびるが震えた。くちづけで興奮が昂ってきたのか、腰の奥で痺れがうずく。もっと、
みらいと気持ちいいことがしたい。
 股間に残ったままのみらいの右手を、ギュッと恥部へ押し付ける。処女の性器は、まだ恍惚
の余熱に喘ぎつつ、とろとろと愛液をしたたらせている。
 甘ったるいキスをみらいと一緒に繰り返しているリコが、自分の右手を、そっと彼女の胸へと
這わせた。
 かろうじて肉が付いているだけの、なだらかすぎる幼いふくらみのカーブに沿って、手をすべ
らせた。
「……っ!」
 キスで口をふさがれているみらいが、裸身を、びくっ、と跳ねさせた。
 しばらく愛でるように、乳房と呼ぶには早すぎる胸のふくらみを撫でまわしていたリコが、可憐
な乳突起を親指で優しく押さえつけた。薬液のヌメリのせいで、にゅるっ…と滑ってしまう。
 リコはあせらず、にゅるにゅる滑る彼女の敏感な胸先を、親指の腹を使って入念にマッサー
ジ。ときおり、感じて固くなった乳首をつまんで優しく揉みほぐしたりするも、基本は親指で、ヌメ
ヌメと幼い乳頭を撫でこする動きがほとんどだ。
「うっ……うっ、くっ、ふっ、うぅ……、ンッ、ふぅぅ…」
 キスで塞がれた口で、みらいがなまめかしい声を洩らす。
 愛しくなって、リコがキスしている口で、彼女の吐く息を吸う。
 だが、これだけでは物足りない。もっとみらいを……。
 彼女を求め、舌が ――― みらいの口の中へゆっくりと押し入っていった。
「…………っっ!!」
 まだ子供っぽい彼女の全身を、びくんっ、と震えが貫いた。
 唾液でぬめった舌が、熱い息と一緒に交わりにきた。驚きながらも、みらいは抵抗することな
く口を委ねる。リコの舌に対する嫌悪感は無かった。むしろ、初めてにもかかわらず、ひどく興
奮してしまった。

(……リコ、もっと)
 魔法は解けたのに、もっと悪い魔法に心が捕らえられてしまっている。
 温かい唾液にまみれた舌を、口の中でいやらしく舐め合わせる。リコのツバの味が口いっぱ
いに広がって、それがみらいの腰の奥を切なく痺れさせる。
 ――― リコっ、リコっ、リコっ、リコっ、リコっ、リコっ、リコっ、リコっ、リコっ。
 頭の中が、リコへの想いで満たされる。
 愛しい。
 リコの舌と自分の舌を、ぬるぬると動かしながら深く絡める。唾液で味付けされた舌肉の柔ら
かな弾力が、いやらしさを誘う。
(リコの舌、おいしい ――― 大好きっ)
 くちびるをキュッとすぼめたみらいが、『じゅじゅ…ずぅっ…』と、彼女のツバをすすって嚥下す
る。その自分自身の喉の動きに興奮を覚えた。腰で疼いていた痺れが、ジワッと熱くとろける。
 なにもかもが、たまらなかった。
 濡れたくちびるの軟らかさ。何度味わっても気持ちよくて飽きない。二人のくちびるの端から
あふれた唾液のしずくがポタポタと落ちた。それでもまだキスを続ける。
 恍惚的なキスの感触と合わせて、リコの指が、胸の先っぽに悪い魔法をかけている。敏感な
突起を、緩急を付けた指の動きで優しく擦り上げ、13歳の清らかな肢体を淫靡に酔わせてく
る。
 ……けれど、じれったい。すっかり感じやすくなった乳首を、もっと強い刺激でいじめられた
い。
(リコ、わたし、もっと激しいのがいいっ)
 お腹をすかせた赤ちゃんが、ワガママにむしゃぶり付いてくるみたいに。

「……ンンッ」
 キスでふさがれた口で、リコが喘ぐ。
 みらいのくちづけが、なんだか急に熱を帯びてきたのだ。
 絡めあっていた舌を強く吸われる。乱暴だけど、そういうのもいい。官能的な悦びが腰の奥で
沸く。全身が感じてしまう。
(あっ、またみらいの指が……、あっ…、そこっ)
 秘所の濡れた肉を、妖しいこそばゆさが責め上げてくる。ほっそりとした指先が、愛液でぬめ
った処女の秘貝を口説き落とすように愛撫。さらに、熱くとろける割れ目に沿って、スリスリと優
しくこする指使いが、こまかく上下往復を繰り返してくる。
(んっ…、気持ちいいっ、腰…、溶けちゃう……)
 くちゅっ…。
 濡れた秘貝の肉が軟らかに、指の先っぽでこじ開けられる。しかし、中に入ってこようとはし
ない。すぐに指は抜かれ、少女の秘部を愛撫する動きに戻る。
(駄目っ、そんなの……じれったいっ)
 おあずけをくらった膣粘膜がひくつく。みらいの指を、もっと腰の奥のほうの部分が欲しがって
いるのに。
 ――― びくんっっ。
 汗ばむカラダが突然大きく痙攣。キスを交わしていたくちびるが離れてしまう。
(ああ、みらいがまた泣いちゃう……っ)
 胸が、キュッ、と締め付けられる痛み。
 感情がたまらなく昂って、もう一度くちびるを重ね合わせるのも待ちきれず、舌を伸ばした。
待ちきれないのは、みらいも同じだった。
 濡れた舌先同士が偶然に触れ合った。二人の少女が舌先をすぼめて、なめらかな先っぽ
を、飴玉を舐め転がすみたいに愛撫しあう。
 閉じられない口の端から、唾液がゆっくりとあごを伝ってこぼれ落ちる。
(みらいっ、みらいっ、みらいっ……)
 二つの舌先がこまやかな動きで、お互いの先端を舐め洗い続ける。
 同時に、リコの指はみらいの胸先を。みらいの指はリコの処女の部分を。

「……っ、ンっ…、んっ」
「んん……、んーっ……」
 舌を突き出したまま、不自由な口で喘ぐ少女たち。
 リコの指先が、ツンと尖った乳頭をクニクニと上下に撫で転がす。時折、すぅーっと乳輪を横
断するように爪の先を優しく滑らせて、感じやすくなっている乳首にくすぐったさをご馳走する。
 びくっ、びくっ、と汗ばむ肌を震わせて喘ぐみらいの上半身。くの字に折れそうになるのを、ぎ
りぎりでこらえている状態だ。
 しかし、みらいが幼い胸のふくらみを快感で責められている間、リコの小ぶりなサイズの尻
は、ビクビクと跳ねそうなほど可愛らしく悶えていた。
 愛蜜を分泌する秘貝を丁寧にまさぐっていたみらいは、リコの反応から、一番感じる部分を
探り当てていた。リコ自身はまだ見たことも触ったこともない、クリトリスという敏感すぎる小粒
な肉突起。薄い包皮の上から優しくさすられただけで、甘美な痺れで神経が直接犯されてしま
う。彼女は、その快感にあらがえない。
(ああっ、何これ…、魔法っ? 腰の奥がどんどんおかしく……なっちゃう……)
 みらいの指先は、まるで微電流を這わせているかのようだ。包皮越しのクリトリスの愛撫が
来るたび、リコの腰は快感で痺れて、骨抜きにされてしまう。
「あああ……、すごいっ、これ……やだっ、カラダが…変……、あっ、ああっ」
 舌の先端同士の舐め合いも、みらいの胸をいじる事も、もう出来なくなってしまった。腰の奥
から響いてくる疼きに、一糸纏わぬ少女のカラダ全てが支配される。

「どうしてやめちゃうの、リコ? ……ああ、そっか、降参なんだ」
 みらいの声に、リコのプライドが反応する。
「降参なんてしてないし。これは ――― ちょっと休憩してるだけよ」
「素直に『降参です』って言えばいいのに。ほらほら、少し速めに指動かしてあげる」
「やっっ、ちょっと……ダメっ、そんな激し……っっ」
「じゃあ、降参?」
「ち、違うわよっ、別に気持ちよくなんて ――― ひっっ、駄目っ、あ゛あぁぁーーっ」
 両手でみらいのカラダにすがり付いて、必死でプライドを保とうとしているリコの表情は、何と
も言えぬ悩ましさをこぼしていた。誰もが彼女を組み伏せて、従わせたくなるような……。
 みらいの心の中で、小悪魔が背中の小さな翼をパタパタと羽ばたかせる。
 座る姿勢を変えて、リコと正面からカラダをくっつけ合うように……。
「リーコっ、ほらほら、どう? ねえっ、降参? ……んっ、降参したくないの? そうなんだ」
「くっ…あっ、あはぁっっ、あっ、あ…っ、駄目っ、駄目っ、指……あああぁぁっっ!」
「じゃあ、もう降参って言っても許してあげない。一時間でも二時間でも、ずっとこうしてあげる」
「……っっ!!」 
 リコの表情が変わった。
 クリトリスを包皮の上から、ニュルニュルニュルニュル…っと、愛蜜まみれの指が舐めまわす
ように摩擦してくる。腰はずっと反応しっぱなしだった。リコが切なげにヒップを揺すって悶え
る。
「ひっ、やっぱり降参……、ねえ、みらい、ちゃんと降参するから許して」
「だーめっ。……ふふっ、ほらぁっ、リコぉ、ねえ、今からもっとたくさんいじってあ・げ・るっ」
「やっ、駄目っ、それ以上激しくしな ――― ひあぁぁっ、だめ、腰……腰っ、飛んじゃうっっ」
 クリトリスを集中的に責め嬲られて、腰の奥が『キュウウッ』となる。膣の内側がビクビクとひく
ついて収縮。強い尿意に似た感覚がリコの膀胱を突き上げてくる。
 ぎゅっ…。
 みらいの背中に両腕を回して、しがみつく。
 そんなリコの姿に微笑んで、みらいが彼女の耳もとでささやきをこぼす。
「じゃあ、今回だけ特別に許してあげるね、リコ。その代わり……」
 ……続く彼女の言葉にうなずくと、ようやく股間から手を離してもらえた。まだ処女の部分が
蕩けんばかりに熱くうずいて、少しでも気を抜いたら、淫らな悦びが沸点を迎えそうだ。